「娘さんの体調不良の原因はわかりません」
小学3年生の娘が体調不良で2回入院したとき、病院の先生から言われた言葉です。
娘は、小さい頃から食が細く、体も小さく、ちょっとしたことで体調を崩しやすい子でした。小学3年生の頃には、食べた物や水すらも全て吐いて飲食できなくなり、栄養失調で2度も入院。病院の先生方も原因が分からないなんて、どうすればいいの!?と途方に暮れました。
そこから娘が回復していった経緯をお話しします。
ジョコビッチの本との出会い、そしてグルテンフリーへ
そんな中、夫が「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読み、グルテンフリーを試してみるのはどうかと提案してくれました。グルテンフリーのことは知っていましたが、私たち家族は小さい頃から小麦のパンや麺を食べていたので、アレルギーだとは考えたこともありませんでしたが、半信半疑で試してみることに。
グルテンフリーの食事を始めてから、娘の体調は驚くほど改善しました!!いつも疲れたような顔をしていた娘が、表情を明るくなり、活き活きとした様子に。食べる量も増え、体もぐんぐん大きくなり、学校を休むこともほとんどなくなりました。
遅延型アレルギーの発見!
まさか、娘の体調不良の原因が、小麦製品だったなんて!!小麦製品だけでなく、乳製品や牛肉も体に合わないことがわかり、それらを避けるようにすると、娘の体調はさらに安定しました。
その後、「遅延型アレルギー」というものを知りました。一般的な「アレルギー検査」は「即時型アレルギー」を調べるもの。この違いについてはまた後日説明します。
専門の病院で検査を受けたところ、見事に「小麦(グルテン)」と「牛乳」のアレルギーであることが判明しました。長年の謎がついに解けて、本当にホッとしました。
自分でできる!自宅で遅延型アレルギー検査
遅延型アレルギーは、実は家でも検査できるんです。Amazonなどで検査キットを購入し、自分で採血したものを送ると、数週間後に結果が返ってきます。
38000〜45000円と高額ではありますが、遅延型アレルギーの検査をしてくれる病院は限られていますので近所で受けられるとは限りません。
病院で検査したとしても、同程度の金額がかかることが多いです。
検査の種類は、219項目と120項目の2種類があります。項目内容を確認して選んでいただければと思いますが、日本の一般的な食生活の範囲であれば、セミパネル(120項目)がおすすめです。
自分で採血するのは少し難しいかもしれませんが、病院に行く手間が省けるので、興味のある方は調べてみてくださいね。
遅延型アレルギー検査のキットはAmazonで販売しています。
【遅延型アレルギー検査】日本人向け食品
IgG食物過敏セミパネル(120項目)
IgG食物過敏フルパネル(219項目)
原因不明の体調不良に悩んでいるあなたへ
もし、お子さんが私の子どものように、原因不明の体調不良で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度「グルテンフリー」を試してみることをおすすめします。もしかしたら、思わぬ発見があるかもしれません。
・この記事はあくまで個人の体験談であり、医療的なアドバイスではありません。
・遅延型アレルギー検査については、ご自身が納得の上、ご自身の責任で受けてください。